Partector2ハンドヘルド型ナノ粒子センサー

  • ナノ粒子の肺沈着表面積(LDSA※)・個数濃度・平均粒子径を簡単に計測
  • 小型・軽量で持ち運びに最適
見積もり・お問い合わせ

片手で持ち運びができるナノ粒子評価装置です。粉塵などが発生する環境でのモニタリング、室内環境、大気環境の調査に最適です。

個人暴露のモニタリング

工学的ナノ粒子、日常生活におけるたばこ煙、現場作業における溶接、煙霧、交通関連のナノ粒子など、様々な場面でのナノ粒子暴露調査に使用することができます。労働安全衛生の研究に理想的です。

職場環境の監視

実験室またはナノ粒子製造施設でナノ粒子レベルの監視に使用できます。 アラームを鳴らすことができ、そのデータログにより、高濃度がいつ発生したかを素早く確認することができます。

環境モニタリング

小型、軽量でナノ粒子濃度を高い空間分解能で測定するのに理想的です。 複数計器を同時に適用することで、輸送現象と粒子濃度分布を測定することができます。 Partector2とGPSデータを組み合わせればGoogle Earth上で簡単に視覚化できます。

Pertector2の典型的な性能

Pertector2の特長

 

 

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仕様 Partector2
測定項目 LDSA:肺沈着表面積N:個数濃度d:平均粒子径
濃度範囲 10~300nm
濃度範囲 0~12000μm2/cm30~106pt/cm3
粒子サイズ範囲 10~300nm
正確度 ±30%
流量 0.5L/min
バッテリー使用時間 20時間
寸法 8.8×14.2×3.4cm
重量 450g
時間分解能 1秒
オプション
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  • PAX
  • SP2
  • SP2XR
  • WIBS NEO

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アプリケーション

  • ナノ粒子のモニタリング

    ナノ粒子の工業利用とともにナノ粒子の人体への影響が研究されてきています。 Partector2は、拡散荷電技術と誘導電流計測技術を使用して、光学的または質量ベースの方法には小さすぎる粒子(10 nm~)まで検出し、モニタリングします。、出力は、肺沈着表面積(LDSA)(m2/cm3)です。 これは、呼吸により取り込まれた粒子のすべてが肺に沈着するわけではなく、また小さすぎる粒子は粒子表面で肺および血流の奥深くに毒素を輸送するという考えにより、ナノ粒子モニタリングにおいて人体への影響に関係する指標の1つとなりうる可能性を持っています。

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  • エアロゾル(ナノ粒子)の粒子サイズ分布評価

    大気中には、大小様々な粒子が浮遊しており(1nm〜100μm)、これらの浮遊粒子はエアロゾルと呼ばれています。エアロゾルは、呼吸により人体に取り込まれる際に、比較的大きな粒子(10μm以上)は上部軌道に付着し、小さな粒子(1−10μm)は下部気道から肺にまで達します。さらに小さいナノ粒子は肺の奥深く肺胞にまで達すると言われています。このようにエアロゾルは、粒子サイズが小さいほど、人体の奥深くにまで達することから、ナノ粒子の健康への影響が懸念されています。

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