MS-95S日照計

  • 魚眼レンズと4分割センサの採用により、可動部のないシンプルな構造
  • 再校正不要、フィールドで使用する測器としては大きなメリット
  • スマートな4チャンネル・アナログ&デジタル・ インターフェース
  • 内部温度、傾斜角、ロール角が分かる内部診断機能
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WMO(世界気象機関)は1982年、日照時間の定義を「直達日射量が120W/m2以上の場合を日照ありとする」と勧告しました。MS-95Sは、英弘精機のユニバーサルプラットフォームに基づいて抜本的に再設計された新しい日照計です。 ワンパッケージの4分割センサの出力値から、120W/m2のしきい値を決め、日照時間を計算しています。 耐環境性が高いシリコンセンサを使用しており、仮にセンサの経年変化があっても、4分割センサは同等劣化となることから、再校正は不要です。


MS-95Sは、天空180度の視野からの放射光を集光してセンサーに導く新しい超広角レンズを中心に構成されています。気象環境の変化に影響を受けない安定性を備えた、最も信頼性の高い日照計です。
MS-95Sは、EKOのソーラーモニタリングソリューションであるSシリーズに属し、各種データロガー、DAQ、SCADAシステムに対応する独自の4チャンネルスマートインターフェースと、内部温度、傾斜角、ロール角を遠隔で確認できる診断センサーも備えています。日常的な調整や極性アライメントも必要とせず、設置や保守が簡単です。 

MS-95Sは、小型、軽量、堅牢で、可動部品がないため、設置が容易で、特殊なマウントや現場での複雑な調整も必要ありません。コストパフォーマンスにも優れており、ウェザーステーションやネットワークなど、正確な日照時間監視を必要とする各種アプリケーションに利用できます。

MS-95Sは、個々のセンサーやモニタリングネットワークの品質と信頼性の向上を目指すユーザーのために設計されています。EMC電子サージフィルターやオプションのMV-01ヒーター付きファンユニットなどの優れた機能を備えたMS-95Sは、厳しい気象条件下で信頼性の高い測定値を得ることが出来ます。

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仕様 MS-95S
日照しきい値 直達日射量 120 W/m²
測定精度 <±15% (しきい値120W/m²に対して)
測定波長範囲 400 ~ 1100 nm
使用温度範囲 -40°~ +80°C
保護等級 IP67
応答時間 <0.2 秒
出力 Modbus RTU / SDI-12 / 4-20mA / 0-1V*
供給電源 Modbus: 5V DC or 8 to 30 V DC
0-1V/ 4 - 20 mA: 8 to 30 V DC
SDI-12: 9.6 to 16 V DC
消費電力 <0.2 W (デジタル)
<0.7 W (アナログ)
診断機能 温度/湿度アラーム/傾斜角・ロール角
外形寸法、質量 Φ 96 × 101H , 0.4 kg
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