t100、t15+、Dynotester+ 動的表面張力計 シータシリーズ
- 再現性良く信頼性が高い計測データが得られます。
- 研究・オンライン用、品質管理用の3タイプがあります。
- スタンドアローンで使用できます。
- 低粘度溶液(100cP以下)の動的特性の評価に特に有効です。
- サンプルの温度を常時モニタリングできます。
表面張力の測定によって液中の界面活性剤濃度及び薬液濃度を容易に求められるため、洗浄液の洗浄能力を評価できます。バブルプレッシャー型の表面張力計シータは界面生成時間が短い(動的な)状態での表面張力を測定できます。
主な用途
洗浄剤自体のキャラクタリゼーション 洗浄液の洗浄能力のモニタリング 印刷・コーティング特性、スプレー特性の評価 界面活性剤の濃度管理
測定原理
測定原理としては液中に気泡を発生させ、その気泡にかかる圧力から表面張力を測定します。 バブルライフタイムを変化させることで、液体の動的な界面活性能の評価も可能です。
アプリケーション
オートモード
バブルライフタイムを変化させて表面張力を測定するモードです。 静的表面張力が低いものが動的表面張力も低いとは限りません。界面活性剤を使用する場合、動いている系での表面張力を知ることも重要です。界面活性剤のキャラクタリゼ―ションに有効です。
オンラインモード
バブルライフタイムを固定し、一定間隔で表面張力を測定するモードです。 界面活性剤の濃度のモニタリングや表面張力の時間変化を追うのに最適です。 オンラインモードを用い、洗浄槽中を連続的にモニタリングしました。有効となる表面張力の値の範囲を定めてモニタリングを行い、結果に基づいて投薬の量・タイミングを調整しました。これにより、無駄な投薬を行うことなく有効な洗浄を続けることができました。
シングルモード
バブルライフタイムを設定し、表面張力を測定するモードです。 1回ごとの測定値を読み取る品質管理などに有効です。
ポータブル型表面張力計シリーズ
使用可能な測定モードの異なる3種類の装置があります。用途に合わせて使い分けられます。 t100, t15+はオートモード、オンラインモード、シングルモードの3つの測定モードが設定可能です。 Dyno Tester+はシングルモードのみの設定となります。