MS-11SB領域紫外放射計

  • 安定した光学系
  • 280~315nm波長領域
  • スマートインターフェイス
  • 正確な温度補償
  • NIST標準ランプにトレーサブル
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紫外放射は生物体に及ぼす影響の違いから、その波長域から
UV-A光(315-400nm)、UV-B光(280-315nm)、UV-C光(280nm以下)に
分類されます。UV-A光はオゾン層にほとんど吸収されないので、日射の中に
ほぼ一定量存在します。UV-B光はオゾン層の影響を最も受けます。大気条件に大きく左右される成層圏オゾンに影響されるので、UV-B光の強度は大きく変化します。また、UV-C光はオゾンや酸素に吸収されるので、ほとんど
地表面には達しません。
MS-11Sにおいては、入射した日射は石英ドームを透過し、ドーム内に設けられた拡散板により拡散された後、UV-B光だけ透過する光学フィルターにより分光され、UV-B光のみがシリコンセンサーに入射します。

温湿度、傾斜角センサーが内蔵されており、デジタルインターフェイス(ModbusまたはSDI-12)を介して、B領域紫外放射量とともにアラート信号が出力されるので、稼働状況が遠隔で監視できます。

当社製の全ての紫外放射計はNIST(アメリカ商務省)標準ランプに紐づいた準器で校正されています。

仕様 MS-11S
測定波長範囲 280~315nm
温度特性 <1%
波長選択性 < 20 %
応答時間 (95%) < 0.2 秒
非直線性 < 1 %
使用温度範囲 -40 ~ +80 °C
入射角特性 < 1 %
出力 Modbus 485RTU、SD-12、
4-20mA、
0-10mA/0-1V(100Ω精密抵抗使用時)
供給電力 5 ~ 30 VDC
消費電力 < 0.2 W
オプション
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