RSX-CPS精密回転粘度計 コーンプレート型RSX-CPS

  • 降伏応力、広いせん断速度範囲でのフローカーブ測定
  • コーンプレート、プレートプレートでの測定が可能
  • スピンドルをワンタッチで取り付け
  • 少量のサンプルで測定可能(0.1-4 ml)
  • 恒温層やペルチェにより、精度よく温度コントロール
見積もり・お問い合わせ

RSXシリーズは幅広いトルク範囲と回転数範囲を持った回転粘度計です。

一般的な粘度計の制御方式である回転数制御での測定だけでなく、応力制御での測定が可能です。
そのため粘度計の上位機種であるレオメーターでなければ測定することができなかった降伏応力の測定やクリープ測定を行うことができます。
評価できる項目としてはフローカーブ、ヒステリシスループ、降伏応力、クリープ測定があります。

主な用途

品質管理での、B型粘度計との併用例
材料開発に、フローカーブ、降伏応力が活用された例
食感、感触を粘度計で評価する

アプリケーション

インク・塗料:塗りやすさ、レベリング、タレ性などの評価
スクリーン印刷:ペーストの印刷特性、印刷後の形状保持性などの評価
化粧品・医薬品:クリームなどの使用感、容器への注入性、降伏値の評価
食品:食感、のどごし、ゲル化温度の評価

スピンドル

測定するサンプルの粘度に応じて、サイズをお選び頂けます。
コーンプレート   : φ25mm、50mm、75mm*
プレート/プレート : φ25mm、50mm、75mm*
*ペルチェタイプは、最大φ50mmまで

直感的で使いやすいソフトウェア

各測定モードは、アイコンとして登録されており、ドラッグアンドドロップすることにより、測定プログラムを容易に作成することが可能です。

応力制御測定

一般的な回転粘度計では測定できない、降伏応力測定、クリープ測定が可能です。

その他情報

RSX-CPSレオメータで測定可能なレオロジー測定モードについて
(フローカーブ、ヒステリシスループ、降伏応力、クリープ測定)

フローカーブ・定常流粘度測定

せん断速度を変えて粘度を測定します。サンプルの粘度特性評価や攪拌、塗装、印刷、輸送工程での問題解決に役立ちます。

降伏応力 CSモード

サンプルに印加する力を連続的に増加させたときのひずみ量の変化から降伏応力を求めることができます。

ヒステリシスループ

せん断速度を連続的に増加した後、連続的に減少させます。この時のせん断速度ー応力グラフで作られる面積から、分散状態、たれ性等を評価することができます。

選べる温度制御

RSX-CPSは、温度制御方式の異なる2タイプ(循環式恒温槽またはペルチェ式)をご用意しています。
モデル 温調方法 温調範囲
RSX-CPS-FH 外付循環恒温槽 -20~200℃ ※
RSX-CPS-PA 内蔵ペルチェ空冷式※※ (周囲温度-20℃)~180℃
※循環恒温槽タイプの測定温度範囲は、循環恒温槽の性能に依存します。
※※ペルチェモデルの試料台の直径は50mmです。低粘度用75mmのスピンドルは使用できません。

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仕様 RSX-CPS
トルク範囲 0.1~200mNm
回転数範囲 0.01~1,000rpm
粘度範囲 コーンプレート 1 ~ 814K (Pa・s)
トルク分解能 1.2 µNm
電源 90-263VAC, 50/60 Hz
外寸 325 / 575 / 349mm
重量 21 kg
オプション
  • 比較する:
  • RSX-CC
  • RSX-SST

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アプリケーション

  • 塗料の粘性評価・降伏応力評価

    塗料の物性を評価する上で、よく行われている測定の一つが粘度測定です。粘度測定は、塗料の粘性を数値化することで使用感の評価や生産における管理項目として利用されています。

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  • 塗料の沈降性評価

    塗料は水や有機溶媒などの分散媒に、顔料や樹脂、添加剤が分散されています。分散質は分散媒との比重差などにより沈降、浮揚するため、製造後の保管時に機能性成分の偏りが起こり、使用直前に撹拌を行わないと設計時の機能を発揮できないなどの問題が生じてしまいます。 塗料メーカーでは、この問題を回避し、製造後も安定的に使用できるための工夫を行っています。

    詳しくはこちら

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物性分析機器事業部
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