U-SMPS 走査型移動度粒径測定装置
- 4~1400 nmの幅広いレンジでの測定
- 高い分級性能 256チャンネル
- 用途に合わせて、最適なDMA CPCを組み合わせ可能
- ISO15900に準拠
- 凝縮溶媒 ブタノール、イソプロパノール、水
DMA(静電分級装置)とCPC(凝縮粒子カウンター)を目的に応じて組み合わることにより、4~1400 nmの幅広いレンジでの粒度分布測定が可能です。
主な用途
‐ 大気環境
‐ 気象研究
‐ 屋内環境 モニタリング
‐ 自動車排ガス
‐ 工場煤煙
‐ フィルター性能試験
‐ クリーンルーム
‐ ナノテクノロジー 材料開発
‐ スプレー ミスト 粉体
‐ 吸入製剤
‐ ナノ粒子の人体への影響
DMA仕様
【DMA仕様】
CPC仕様
【CPC仕様】
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アプリケーション
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ナノ粒子のモニタリング
ナノ粒子の工業利用とともにナノ粒子の人体への影響が研究されてきています。 Partector2は、拡散荷電技術と誘導電流計測技術を使用して、光学的または質量ベースの方法には小さすぎる粒子(10 nm~)まで検出し、モニタリングします。、出力は、肺沈着表面積(LDSA)(m2/cm3)です。 これは、呼吸により取り込まれた粒子のすべてが肺に沈着するわけではなく、また小さすぎる粒子は粒子表面で肺および血流の奥深くに毒素を輸送するという考えにより、ナノ粒子モニタリングにおいて人体への影響に関係する指標の1つとなりうる可能性を持っています。
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エアロゾル(ナノ粒子)の粒子サイズ分布評価
大気中には、大小様々な粒子が浮遊しており(1nm〜100μm)、これらの浮遊粒子はエアロゾルと呼ばれています。エアロゾルは、呼吸により人体に取り込まれる際に、比較的大きな粒子(10μm以上)は上部軌道に付着し、小さな粒子(1−10μm)は下部気道から肺にまで達します。さらに小さいナノ粒子は肺の奥深く肺胞にまで達すると言われています。このようにエアロゾルは、粒子サイズが小さいほど、人体の奥深くにまで達することから、ナノ粒子の健康への影響が懸念されています。