SP2XR ブラックカーボン粒子数測定システム
- 原理
- レーザー誘起粒子白熱は、粒子の混合状態に関係なくブラックカーボンを測定します 白熱光は、ブラックカーボンの質量と相関します。
- Nd:YAGレーザーを照射すると、エアロゾル中のカーボン粒子はエネルギーを吸収し、加熱されることで発光します。この光を計測することでブラックカーボンの質量、粒子径、蒸発熱、コーティングについての情報を得ることができます。
- 主な用途
- 大気汚染源の特定 定点観測 移動観測 発生源からの発生量評価
- 単一粒子を測定することにより、光学的な特性や、健康への影響について正確な情報を得ることができます。
- 雪、氷、水に含まれる、すすの測定
- エサロメーターなど、他のブラックカーボン測定機器の検証
SP2XRは、単一粒子レーザー誘起白熱法により、エアロゾルからカーボン粒子を選択的に計測し、質量分布、粒子径分布を算出することができます。
従来のフィルターで補集した粒子を計測する方法では、短時間での濃度変化やサイズなど、カーボン粒子の情報を得ることはできませんが、SP2XRでは、レーザーにより、リアルタイムでカーボン単一粒子の情報を得ることができます。
大気環境評価
気象、気候へのカーボンの影響評価
ブラックカーボンの発生量
エアロゾル粒子中のブラックカーボンの質量、粒子径を測定 ブラックカーボンを単一粒子として測定 フィルター補集の必要がないため、リアルタイムで計測可能 最大25,000粒子/秒までカウント
仕様 | SP2XR | Partector2 | PAX | SP2 | SP2XR | WIBS NEO | |
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測定パラメーター | 単一粒子レーザー白熱光 単一粒子光散乱 |
光の吸光係数、光の散乱係数 | 単一粒子レーザー白熱光 単一粒子光散乱 | 単一粒子レーザー白熱光 単一粒子光散乱 | |||
派生パラメーター | ブラックカーボン 質量濃度/粒度分布 | ブラックカーボン質量濃度 単一粒子散乱アルベド 減衰(透過?)係数 露点 | ブラックカーボン 質量分布/粒度分布 | ブラックカーボン 質量濃度/粒度分布 | |||
測定粒子サイズレンジ | 白熱:50−800nm (粒子の密度による) 質量相当直径は、密度1.8 g/cm 3ブラックカーボンとして計算 光散乱測定:100ー500nm |
白熱:70−500nm (粒子の密度による) 質量相当直径は、密度1.8 g/cm 3ブラックカーボンとして計算 光散乱測定:200ー430nm | 白熱:50−800nm (粒子の密度による) 質量相当直径は、密度1.8 g/cm 3ブラックカーボンとして計算 光散乱測定:100ー500nm | ||||
ブラックカーボン測定下限 | 10 ng/m3 0.3 fg/particle | 10 ng/m3 0.3 fg/particle | 10 ng/m3 0.3 fg/particle | ||||
エアロゾル媒質 | 空気 0−40℃ | 空気 0−40℃ | 空気 0−40℃ | ||||
レーザー | Nd:YAG Laser: 1064 nm | 870 nm, 1.4 W (standard); optional 405 nm and 532 nm | Nd:YAG Laser: 1064 nm | Nd:YAG Laser: 1064 nm | 280 nm、 370 nm | ||
流量 | 30−120 cm3/min | 0.5L/min | 1L/min ダイアフラムポンプ 臨界オリフィス | 30−180 cm3/min 通常は120 cm3/minに設定 | 30−120 cm3/min | 0.3 L/min | |
サイズ | 200/405/215 mm | 180/480/610 mm | h 480 x w 610 x d 260 mm | 200/405/215 mm | w 450 x d 360 x h240 mm | ||
重量 | 13 kg | 450g | 18 kg | 26.1 kg | 13 kg | 12.5 kg |
オプション |
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- 比較する:
- Partector2
- PAX
- SP2
- WIBS NEO