HPTLC PRO完全自動化 HPTLC PROシステム

  • サンプル塗布、展開、誘導体化、検出、質量分析計での分析・評価を完全自動化
  • モジュール単体でも使用も可能
  • 複雑なマトリックスから抽出された分析物の日常的な品質管理に最適で、再現性と信頼性の高い結果を提供します
  • 最大 5 枚の HPTLC ガラス プレートを人の手を介さずに分析・評価
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HPTLC PROシステムは、完全自動化されたHPTLC分析・評価システムです。

このシステムでは、TLC分析の各工程ごとに装置があり、ベルトコンベヤーを使ってプレートを移動させることで人の手を介さずに分析・評価を行います。

最大5枚の HPTLC ガラスプレートを無人で処理できるため、夜間でも分析も行えます。

ユーザーは、HPTLC ガラスプレートを PLATE STORAGE にセットし、バイアルを APPLICATION に置くことで、HPTLC プロセスを開始できます。プレートは内蔵のコンベアを使用してモジュール間を移動し、分析が終わった後は再びPLATE STORAGE に戻ります。

このように自動化が徹底された HPTLC PRO システム は、運用コストを抑えながらも、高い再現性と信頼性を持つ結果を提供します。また、溶媒の消費も抑えられるため、効率的な分析が可能となります。

HPTLC PRO Module PLATE STORAGE

HPTLCガラスプレート(20 x 10 cm)を自動供給、保管しておく装置です。

(特徴)

・最大5枚のプレートをセット可能

・必要に応じてプロセス内でのプレートの一時保管

・分析の終わったプレートは2つめの区画に保管(最大5枚)

HPTLC PRO Module APPLICATION

HPTLCプレートにサンプルを自動で塗布する装置です。

(特徴)

・HPTLCガラスプレート(20×10cm)にバンド状にサンプルを塗布

・最大75個のサンプルバイアルをセット可能

・1枚のHPTLCプレートに8mmのバンドを15個塗布可能

・最適なクリーニングが可能

・Module APPLICATIONのみで動作させることも可能

HPTLC PRO Module DEVELOPMENT

HPTLCプレートを自動で展開させる装置です。

(特徴)

・HPTLCガラスプレート(20×10cm)を自動展開

・最大3つの異なる展開溶媒をセット可能

・展開をスピードアップするチャンバー形状

・展開中に気相を循環

・Module DEVELOPMENTのみで動作させることも可能

HPTLC PRO Module DERIVATIZATION

HPTLCプレートに発色試薬の噴霧、加熱の誘導体化をする装置です。

(特徴)

・少ない試薬量 (3 mL)で噴霧ができます

・ノズル交換時に適切に洗浄します

・加熱ユニットつき

・環境に優しいクローズシステム

HPTLC PRO Module DETECTION

Module DETECTION はハイパースペクトル データを取得し、分析対象物の特性評価と定量化を行うことができる装置です。

(特徴)

・キセノンまたはLEDによる励起

・検出範囲:200 – 830 nm

・吸収、蛍光測定

・ハイパースペクトルデータの評価

HPTLC PRO Module MS-INTERFACE

Module MS-INTERFACE は、プレート上の任意のスポットを選択して自動的に溶出させ、質量分析計などに。

(特徴)

・前工程の評価に基づいて溶出ヘッドの自動位置決め

・MSやフラクションコレクターに接続可能

・溶出物質ごとに適切に洗浄

・一体型の溶出ポンプ

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