グリースの粘度測定

グリースの評価

グリースは原料基油に増ちょう剤を分散させて半固体又は固体としたものであり、油よりも粘度が高く流動性が低いため、常温では半固体または半流動体です。ただ外部から力が加わると構造が破壊され,ゾル状態となって流動します。ベアリングのグリースの挙動状態を考えると、潤滑箇所では流動状となって潤滑剤としての効果を発揮し,また潤滑箇所からはずれた所のグリースは半固体状のままであり,潤滑箇所の流動状のグリースが外部にもれないように密封効果を発揮します。そのためせん断速度を変えて流動性を評価する必要があります。

粘度測定

ブルックフィールドの回転式粘度計は、試料と接触したスピンドルをある回転数で回転させるために必要なトルクを粘度値に換算して計測します。速度に応じた流動特性を求めることが可能です。また試料を平板のカップ/試料台に乗せ、円錐状のスピンドルで挟んで測定するコーンプレート型粘度計は極少量のサンプル量で測定でき、円筒形スピンドルよりも高せん断速度域まで測定が可能です。

グリースの粘度測定

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    グリースの粘度測定

    せん断速度を規定できるコーンプレート型粘度計を用いて回転数を変えながら測定を行うことで、各せん断速度での粘度を把握することができます。 3種のグリースは、せん断速度に依存して粘度値が変化しており、高せん断速度域の粘度値はあまり変わりません。しかし、低せん断速度域の粘度値は大きく異なっており、サンプル1と2で2倍程度、1と3で3倍以上の差がありました。

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