DV Next デジタル粘度計
- プログラム測定
- 降伏値測定
- 測定データのリアルタイムグラフ表示
- 21CFR Part11対応(コンプライアンスバージョン)
装置単体で回転数を変えるなどプログラム測定が可能です。
測定結果はリアルタイムでグラフ表示され、粘度の経時変化、硬化挙動などを視覚的にとらえることができます。
また、羽根型スピンドルを用いることで、降伏値を測定可能です。
DV Nextは通常モデルのスタンダードバージョンと21CFR Part11対応のコンプライアンスバージョンから選択できます。
プログラム測定
回転数を変えながら粘度測定を行うプログラム測定が可能です。 ブルックフィールド製の温調システム(恒温槽、サーモセル)を用いることで、温度依存を測定することが可能です。
降伏値測定
羽根型スピンドルと組み合わせることで、ゲル状サンプルの降伏値を測定することができます。
測定データのグラフ表示
測定データはリアルタイムでグラフ表示されます。 粘度の時間依存、硬化挙動を視覚的に捉えることができます。
データインテグリティー(コンプライアンスバージョン)
21CFR Part11準拠。 ログイン機能、監査証跡、データのバックアップ/リストアなどの機能を使用することができます。
豊富な通信オプション
3×USB-A、1×USB-Bを備えており、PC、プリンター、バーコードリーダーなどを接続可能です。 またUSBメモリにて測定データをCSV形式で保存可能。Excelなどで測定データを確認することができます。
DV360ソフトウェア(オプション)
DV Next,DV2Plusとの相互通信が可能なソフトウェアです。 Standard EditionとDI対応のAdvanced Editionがあります。 【Standard Edition】 ・測定プログラムの作成、実行、解析までPC上で実行可能 ・測定データの重ね書き ・近似計算 ・カスタマイズ可能なレポート機能 【Advanced Edition】 ・21 CFR Part11対応(ログイン制限、セキュリティレベル、監査証跡、電子署名) ・複数の粘度計を4台まで同時に制御可能 ・LIMS compativility
DV Createソフトウェア(オプション)
USBメモリを介したプログラム測定とPCへのデータ取込が可能なソフトウェアです。 DV360のようにPCとの相互通信はできませんが、DV360よりも低価格なソフトウェアです。 ・リアルタイムモニタリング&PCへのデータ転送 ・25ステップまでのプログラムが可能。組んだプログラムはUSBメモリに保存し、粘度計本体にアップロードすることでプログラム測定が可能 ・DV2T、DV3T、DV NextのファイルをDV2Plus用に変換可能 ・BluetoothまたはUSBでPC接続
豊富なオプションスピンドル、アクセサリー
少量サンプルアダプター、低粘度(UL)アダプター、DINアダプター、ヘリパススタンド、サーモセル、羽根型スピンドルなど様々なオプションスピンドルを用意しています。 ブルックフィールド製のオプションアクセサリーをお持ちであれば、新しい機種でも取り付けることができます。
マグネチックカップリング(工場オプション)
スピンドルをワンタッチで取り付けることができます。
ボールベアリング(工場オプション)
耐久性の高いボールベアリング機構を選択できます。
【DV Next 仕様】
測定精度:フルスケールの±1%
測定再現性:フルスケールの±0.2%
回転数:0.1~250rpm(2600ステップ)
モデル名 | 最小粘度mPa・s(cP) | 最大粘度mPa・s(cP) |
LV DV Next | 1※ | 6,000,000 |
RV DV Next | 100※※ | 40,000,000 |
HA DV Next | 200※※ | 80,000,000 |
HB DV Next | 800※※ | 320,000,000 |
※1mPa・s程度のサンプルを測定する場合は、ULアダプターが必要です。
※LVで標準スピンドル使用時の最小粘度は15mPa・sです。
※※オプションの低粘度スピンドル(RV/HV-1)が必要です。