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202010/26
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“Hibi” ─ スマート日射計 専用ソフトウェア。スマートなソフトウェアでスマートな日射計測を

EKOでは、高精度・高品質な製品開発だけでなく、EKOの計測器やシステムの管理・制御やデータアクセスなどをサポートする、スマートなソフトウェアの開発にも力を入れています。最新型のスマート日射計Sシリーズ用として、世界各地の幅広いユーザーが直感的に操作できるスマートな日射測定の実現をコンセプトに、専用ソフトウェア「Hibi」を開発しました。

Welcome 画面 (起動後初期画面)
Welcome 画面 (起動後初期画面)

特長

直感的に操作できるよう設計されたユーザーインターフェースでは、明快で一目でわかるアイコンを使用し、シンプルに統一されたデザインとなっています。スマート日射計Sシリーズと「Hibi」ソフトウェアをインストールしたPCを接続することで、スマート日射計Sシリーズ内蔵の自己診断結果の確認や、日射データのグラフ表示、そして出力設定の変更等を行うことができます。

Dashboard 画面 (トレンドグラフ・自己診断結果の表示画面)
Dashboard 画面 (トレンドグラフ・自己診断結果の表示画面)

ダッシュボード画面では、トレンドグラフが1秒毎に更新され、1日分のデータをプロットすることができます。これにより、その日の日射変化傾向を確認することができます。スクロールでグラフを拡大/縮小、ドラッグにより時間軸を移動させることで、見たいポイントを直感的に表示することが可能です。

 

ログ機能では、計測インターバルで取得した計測データをカンマ区切り(CSV)で出力することで、PCのみでデータ記録及びファイル出力が可能です。外付けのデータロガーや収集装置を必要としないため、経費節減にもつながります。

また、時間帯指定や翌日以降の計測継続を設定することができます。ファイル名は、計測開始日時から自動命名されるため、必ず固有ファイルとして保存され、ファイルが意図せず上書きされてしまうことはありません。平均化処理においては、最長60秒までの平均データを自動計算することができます。

スマート日射計Sシリーズ

スマート日射計Sシリーズには、内部温度、湿度センサ、傾斜センサ等が搭載されています。「Hibi」はこれらのデータを読み取り、異常検知結果や校正時期をユーザーに通知する機能が備わっています。スマート日射計Sシリーズと「Hibi」を組み合わせることで、常に最適な状態での日射計測を行えるようサポートします。

EKOのスマート日射計Sシリーズは、Modbus、SDI-12、4-20mA、0-1Vの4種類の出力インターフェースを搭載しており、電源電圧も5-30Vと広い範囲で動作するため、ウェザーステーションや太陽光発電所のモニタリングシステム等、多様なアプリケーションに適用が可能です。様々な機能を搭載した、新しいEKOスマート日射計Sシリーズと「Hibi」ソフトウェアにより、高精度で安定した日射計測を提供します。

「hibi」は、MS-80Sの製品ページからダウンロードできます。

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