今年は、”バッテリー・エネルギー貯蔵システム”、”システムバランス”、”インバータ”、”製造”、”モジュール”、”サステナビリティ”の7部門において、200以上の企業が最新のイノベーションを紹介しました。
審査基準は以下の通りです。
・ソリューションの有効性:業界にとってどのような問題を解決するのか?また、その効果はどの程度か?
・USP:同じ市場セグメントにおける他のソリューションとの違いは何か?
・経済的実現可能性と市場への影響:市場への影響はどの程度か、また、太陽光発電/蓄電池業界のコスト削減や品質向上にどのように貢献するか?
BOS(Balance of System)部門にノミネートされる製品は、太陽光発電パネル以外の太陽光発電システムのすべてのコンポーネント製品が対象となります。 例えば、配線、スイッチ、架台、そしてMS-80SHのような日射センサなどが該当します。 ユーザーは、これらのコンポーネントを導入することで、コストを管理し、効率を向上させ、太陽光発電システムを近代化することができます。
当社がBOS賞を受賞したMS-80SH日射計は、新たにドームヒーティングシステムを搭載することで結露、着霜の緩和に効果があり、メンテナンス負荷を大幅に軽減しました。MS-80SHの消費電力は同じドームヒーティングを備えた他社のクラスA日射計に比べて大幅に低く、さらに当社が開発したソフトウェア「Hibi」を使えばヒーターのオン-オフ制御が可能です。 MS-80SHには、最先端のサーモパイル技術と石英ディフューザーを導入し、他にも内部診断機能と、優れた低ゼロオフセット、サージ保護、デジタルModbus 485 RTUおよびSDI-12インターフェース、5年保証、業界初の5年間校正間隔などを実現しました。 MS-80SHは当社史上最高の信頼性を備えた日射計で、あらゆる用途に適用することができます。
BOS賞のトロフィーは、アブダビで開催された2023 World Future Energy Summitのイベント中に行われた受賞式で弊社に直接 贈呈されました。
当社は、PV Magazineに感謝するとともに、今後も、地球の環境保全とお客様の目標を達成するために、業界をリードするセンサ、機器、ソリューションを開発し、当社製品の品質を高めるという使命を果たしてまいります。