テクスチャーアナライザーの性能評価

小型万能試験機テクスチャーアナライザーは、卓上で手軽に材料物性試験を行うことができます。 食品の食感や手触りなど官能の数値化を目的として広く使用される装置ですが、フィルムやゴムなど材料物性の評価にもご使用いただけます。

テクスチャーアナライザーの測定性能は小型でありながら非常に高く、薄いフィルムや小さなサンプルの評価、微小な変形に対する材料疲労など特殊な測定に対応することができます。 万能試験機の測定性能は、1.荷重の分解能、2.距離の分解能、3.変形速度に左右されます。

  • 1

    荷重精度

    テクスチャーアナライザーの荷重分解能は、0.1gです。しかし、実際の測定において計測される荷重値は、電気的なノイズ、設置環境や装置から発生する振動により、無負荷の状態でも、荷重が変動した(ノイズを含んだ)データとなります。テクスチャーアナライザーはこのノイズレベルが低く、柔らかいサンプルや微小変形での荷重を測定することができます。図1に各種ロードセルでのノイズレベルを示します。

  • 2

    距離精度

    テクスチャーアナライザーはステッピングモーターによりアームを上下に移動させます。このステッピングモーターは1μmステップで位置をコントロールできます。また、ロードセルの変形を補正する機能を持っていますので、実際のサンプル変形量を評価することができます。 図2にフィルムに1kgの荷重を印加したクリープテストの結果を示します。わずか5μの伸びの違いを評価することができました。

  • 3

    速度

    テクスチャーアナライザーは、0.01-40mm/secの範囲で測定速度を設定することができます。薄膜や微小変形の測定をする場合、低速で測定することにより、再現性や測定精度が向上する場合があります。また、ゴムやゲルなどの粘弾性体は物性の速度依存性が高く、測定速度を変えることで、サンプルの内部構造を評価することができます。

お問い合わせ・ご相談 03-3469-6711

日射計相談窓口 0120-208-685
受付時間 9:00〜17:00(土・日・祝休み)