測定の目的
エネルギーの有効利用において熱マネジメントは重要な位置を占めるようになりました。その中の1つに断熱が挙げられます。断熱材の断熱性能は熱抵抗[m2K/W]や熱伝導率[W/mK]で表され、熱設計において重要な位置を占めます。
装置の特長
熱伝導率測定装置には定常法―熱流計法を採用しております。サンプル両面に温度差をつけ、熱流、厚み、温度差から熱伝導率を算出します。誰でも簡単に再現よい測定が可能です。 熱伝導率には様々な測定法がありますが定常法は断熱材の測定に優れておりJIS A 1412に規定されております。
アプリケーション
-
1
断熱材の設計検討
伝導・輻射・対流などの熱の伝わりを小さくするために、配合やかさ密度(目付や発泡倍率)、発泡ガスなどを変えて試作し、熱伝導率評価を行うことで最適な配合を検討することができます。
-
2
製品管理
製造した断熱材が目的の断熱性能が出ているかを確認し、製品を管理していくことができます。