屋上緑化の効果を検証する上で地表面の熱収支観測が有効となります。
潜熱による地表面の冷却効果を観測する事で緑化の効果を評価することができます。
<熱収支式観測例>
緑化部:Rn(正味放射量)=H(顕熱)+lE(潜熱)+G(地中熱伝達量)
無緑化部:Rn(正味放射量)=H(顕熱)+G(地中熱伝達量)
正味放射量Rnの計測→長短波放射計 MR-60
地中熱伝達量の計測→地中熱流計 MF-180M
潜熱IEの計測→電子天秤による重量変化から蒸散量を計算。
屋上緑化個所の断面温度を測定する。→地温計
屋上緑化部の表面温度分布を測定する。→サーモカメラ
観測時の気象要素測定→風向風速計 85000・雨量計 MW-010・温湿度計 MT-063A
特長
- 屋上緑化の効果を検証する上で地表面の熱収支観測が有効
- 潜熱による地表面の冷却効果を観測する事で緑化の効果を評価