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202010/30
お知らせ 物性分析

新しい水分測定―ケミカルフリーな水分計―

水分測定法

皆さんはどのような方法で水分測定を行っていますか?

水分測定には主に乾燥器を使用する方法、重量減量計測法、カールフィッシャー法があります。乾燥器を使用する場合、コストをかけずに測定が可能ですが、多量なサンプルが必要となり、精度はあまりよくありません。重量減量計測法では、乾燥機よりも精度よく測定が可能ですが、同じくサンプルが多く必要となります。カールフィッシャー法は他の測定法と比べ、少ないサンプル量で精度良く測定が可能ですが、試薬が必要となりコストがかかるという欠点があります。また、これらの測定方法には、有害な試薬や溶媒を使用することから、作業員の安全性や、廃液の処理、作業効率などが懸念されます。

 

英弘精機ではこれらの懸念を解消する新しい測定法を採用した、アメリカ・AMETECK Brookfield(アメテックブルックフィールド)社製の水分計VaporPro XLを取り扱っています。

 

試薬を使用しない水分計

水分計VaporPro XLは試薬などを使用しないケミカルフリーな新しい水分計です。試薬を使用しないため、廃液などの問題がなく安全な点が大きな特徴です。VaporPro XLは測定精度もよく、カールフィッシャー水分計の代替となる水分計です。カールフィッシャー水分計と比較して次のようなメリットがあります。

  • 安全性

溶媒などを使用しないため、不慣れな作業員が測定することで事故が起こるといった可能性が低くなります。

  • 作業性

測定前の予備滴定といった作業が不要なため、測定作業の効率化が見込めます。サンプル瓶にサンプルを入れ装置にセットをするだけで測定が可能です。

  • 人為的な誤差が生じにくい

水分測定の際にサンプルの重量を入力する必要がありますが、オプションの天秤を使用すれば、自動でサンプル重量が転送されます。サンプルを測定し、セットするのみの簡単な作業のため、カールフィッシャー法での溶媒の乾燥が不十分といったことで起こる、人為的な誤差が生じにくくなります。誰でも再現性良く測定が可能です。

 

高性能センサーによる水分測定

VaporPro XLの測定原理は、高性能水分センサーを搭載しており、そのセンサーを通過するドライエアーに含まれる水分を測定しています。予めドライエアーを流し、サンプルを加熱することで、ドライエアー中に蒸発した水分を高性能水分センサーで測定します。

 

サンプルを容器に入れるだけの簡単測定

測定手順はたったの4ステップで、水分測定に不慣れな作業員でも簡単に行うことができます。

1. 準備

ドライエアーを流して無水化します。電源を入れていれば20分程度で測定可能です。

2. 条件設定

ポリマーやセラミックスなど40種類のサンプルに適した測定条件をデータベースに収録しています。この中から測定条件を選択することができます。

3. 重量測定

重量を測定し本体に入力します。オプションの天秤を使用すれば本体に自動で重量を転送可能です。

4. サンプルセット、測定

サンプル瓶をホルダーにセットすれば完了です。サンプルから発生する水分が抽出されなくなると測定は自動で終了します。

 

 

 

英弘精機では、サンプル測定やデモ測定なども行っております。現在カールフィッシャー水分計を使用していて、お悩みを抱えていらっしゃるようであれば、是非サンプル測定をお試しください。本製品やサンプル測定に関する詳細につきましては、下記までお問い合わせください。

 

お問い合わせ先

英弘精機株式会社
物性・分析機器事業部
TEL 03-3469-6715
info@eko.co.jp

オンラインミーティングの予約
https://calendly.com/inoue-aya/ma-div_sales?month=2020-05

VaporProXL 製品ページ
https://eko.co.jp/products/physical-property/maker/maker1/p5048.html

 

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