データロガー サーミック 2300A
測定値が時々刻々と変化する温度・湿度などのフィールド計測では、データの評価に積算値や平均値が使用されます。記録周期は0.1秒~99時間の中から選択指定でき、積算値と平均値が、共に評価できます。アナログ量の積算値への変換処理は、平均値と積算時間を乗じて得られます。これらの変換処理は、チャンネルスケーリング演算として計測ソフトによって行われます。
サーミックの筐体はマグネシウム合金による防水構造となっているので、長期フィールドテストに最適です。データメモリが2Mバイトあり、6チャンネルで、積算インターバルが1時間の条件で約9年間の記録が可能になります。また計測中も格納データを吸い上げることが可能で、データ転送後にメモリをクリアすることもそのまま残すことも可能です。長期積算計測時には、内蔵リチウム電池をバックアップ電源として使用し、通信アダプタからメイン電源を供給します。
特徴
- 記録データの圧縮機能、積算計測機能を搭載
- 防水機構、防塵対策がされており、長期フィールド計測に最適

仕様
仕様 | ||
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入力の種類と点数 | アナログ6点 | K.T熱電対、pt100Ω、DC電圧、4-20mA、1-5v |
パルス3点 | 接点、TTL | |
計測周期 | 0.1秒~99時間 | |
積算インターバル | 0.1秒~99時間 | |
メモリ容量 | 2MB | |
インターフェイス | RS-232C | |
動作保証環境 | -20~50℃、20~100%RH | |
電源 | 外部DC、内蔵電池自動切換 内蔵電池 2CR5リチウム電池 消費電力 動作時22mA 待機時80μA |
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