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雲の上における分光放射計研究

190531-01

分光放射照度の直達、散乱、全天成分(DNI, DHI, GHI)の継続測定は、様々な環境科学や太陽光エネルギーアプリケーションにおいて重要なことです。この分光放射照度は、大気中の微量ガスやエアロゾルの濃度の変化により変わるため、継続的な計測が必要になります。多くの衛星で大気成分に関する情報を測定しようとしていますが、衛星データの検証は地表から測定することが重要です。EKOは、太陽の分光放射測定分野において半世紀以上、屋外放射測定の経験を持つ技術志向の企業です。EKOでは、イザニア大気研究センター(スペイン)と新製品及び新しい測定方法を開発中です。

研究センターはスペインのテネリフェ島(標高28.3°、西16.5°)の標高の高い山岳地帯(標高2367m)にあり、日射センサーの評価とラングレー校正の実行に理想的な場所です。さらにこのサイトには、エアロゾル観測のAERONETネットワークの一員であるという特殊性を持つ大気研究用に設置された高性能機器が含まれています。 そのため、試験現場で、分光放射計で計測した大気パラメータの適切な評価をすることができます。

EKO分光放射計の波長範囲(300-1100nm)外の太陽スペクトル(280-4000nm)測定を拡張する方法を放射伝達モデルに基づき、エアロゾルの光学的深さ(AOD)などの他の大気パラメータを推定するための方法を開発しています。スペクトルデータにこれらのパラメータを追加することで、大気科学、環境科学、及び太陽エネルギーの研究コミュニティに付加価値を与えることができます。さらにEKOは、散乱水平分光放射照度と直達分光放射照度を同時に測定することを目的とした、新製品RSB-01S回転式シャドーバンドを開発しました。

EKOは、この研究プロジェクトで地上ベースの太陽スペクトル測定に基づいて大気パラメータを定量化する測定方法論を開発することと、EKOが近年紹介した機器の性能を評価して分光放射計の可能性を高める調査を目標としています。

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